茶の湯文化のバイリンガルナビゲーター 保科眞智子の活動ブログ Blog of a Japanese Urasenke tea master, Machiko Soshin Hoshina, based in Tokyo, Japan.

by MACHIKO SOSHIN HOSHINA
大使公邸でのお茶会がご縁で出逢うこととなったウィーン北部の古城に眠る日本の伊万里焼コレクション。専門家のお力を得ることで、プロジェクトは大きく進展しはじめています。

2018年3月。調査、修復、そして展覧会を視野に、日本の陶磁器研究第一人者荒川正昭氏(学習院大学教授)をプロジェクトリーダーにお迎えして、はるばるウィーン北部のロースドルフ城を再訪しました。
国立歴史民俗博物館の日高薫教授も科研費研究の一環としてご同行くださるという、この上ないチーム編成で、古城滞在の四日間はとても有意義な時間でした。

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日本から専門家が古城入りし本格的な調査がスタート!
家族や友人も春休みを利用して プロジェクトチームのメンバーとして参加してくれました



調査の結果、陶片の約八割は東洋陶磁器、その約半数は日本の古伊万里であることが判明しました。
17世紀から18世紀のごく限られた期間に、主にヨーロッパ向けの輸出品として作られたこれらの焼物は、いずれも重要文化財クラス。国内に残されている事例が殆どないものばかりで、海を渡った陶磁器を長年にわたり調査されている荒川教授も、初めてご覧になるものも含まれていたのですから驚きです。
コレクションは、それらが陶片となってしまった戦争という悲しい史実にとどまらず、学術的な価値も非常に高いということが判明しました。(詳細は、雑誌「茶道の研究」5月号 荒川教授寄稿文をご参照下さい)



また、本件についてはNHKウィーン支局の取材班も合流し、映像とインタビューを収録。
近日中に何かしらの形で放映される見通しです。

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折しも来年、2019年には日本とオーストリア両国の外交樹立150周年を迎えます。
このタイミングに古城の陶片たちがベールの陰から表舞台に出ることに、本プロジェクトのオーガナイザーとして少なからぬ意義を感じています。
今後の計画は、更に現地での調査を進め、修復、そして日本での展覧会企画まで視野に入れて参りたいと考えています。

ローフドルフ城の陶片コレクションは、西洋に渡った伊万里焼が、ヨーロッパ各地の他の古城にも残されている可能性を示唆するものだそうです。
ロマンはますます広がってきました。
今後とも各方面の皆々様にご指導を仰ぎながら、プロジェクトを支えるお役目を務めて参りたいと考えています。


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ウィーン・ホテルザッハにて

# by hoshinamachiko | 2018-06-01 08:00 | 茶の湯つれづれ

婦人画報5月号掲載記事

婦人画報 2018年5月号の特集『東京のひとが行くところ』に、私の大好きな美術館、レストラン、親子で楽しめるスポットなど体験型の東京をご紹介させて頂きました。(2018年4月1日発売)


先祖は江戸城の主、私自身も東京生まれ東京育ちで超ローカルな情報ですが、夏木マリさん、松任谷正隆さんに続いて見開き四ページ。お役に立てるなら嬉しいです。



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婦人画報5月号 公式HP記事



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#婦人画報 #東京特集 #茶蓮 #charen #tranquilitea #hoshinamachiko



# by hoshinamachiko | 2018-04-04 13:19 | 出版物

茶蓮きものプロデュース

茶蓮きものをプロッデュースいたしました。
フランス紳士服地ブランドDORMEUIL【ドーメル】のスーツ生地でお仕立てする和装です。


ドーメルは歴代のフランス大統領御用達、ヨークシャーの職人技とパリのエスプリのきいたデザインが人気です。
きもの文化が遠のいてしまった現代の日本ですが、いまでもきものは日本人のこころを表現する一番の装いではないでしょうか。
袖をとおし、帯を締めると、自然に背筋が伸び凜とした気持ちになります。
日頃から和装をお召しの方にはあそび心を。
なじみのない方には、スーツ生地という気慣れた素材できものを少しでも身近に感じていただきたいです。
茶蓮のきものが、皆様に受け入れやすい一枚となれば幸いです。





昨秋には同社175周年のお祝いディナーが東京にて開かれ、ドーメルの生地で誂えた着物で、お仲間方とディナーに出席致しました。


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日本舞踊の花柳寿楽先生ご夫妻、裏千家味岡宗靖様、大蔵流狂言師大倉基誠様、近衛忠大様、
写真家の桐島ローランドご夫妻、モデルのジャンフランコシモーネ様、美食評論家の中村孝則様、
フラワーデザイナーの竹田浩子様、女優の柏木由紀子様、古典邦楽笙奏者の東野珠美様
中央はドーメル社CEOドミニク・ドーメル氏
ドーメル・ジャポン会長加賀美友加里様



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DORMEUIL社CEOドミニク・ドーメル氏と





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お着物はすべて、ドーメルのスーツ生地です!


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正絹のような光沢、エスプリのきいたデザイン。
海外の方と同席するパーティシーンでもひときわ華やぎます。





和と洋の伝統が出逢い、新しいモダンを創る、素晴らしいひとときでした。ムービーにてご覧下さいませ。
今後もきもの文化と茶の湯を通して、日本と西洋の文化の架け橋となれますように、微力ながら務めて参ります。


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# by hoshinamachiko | 2018-02-02 18:47 | Events イベント

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
謹んで新春のお慶びを申し上げます。


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インターネットで繋がる世界が、私たちの仕事や生活に大きな変革をもたらし、その勢いは更に加速することが予想されます。スマホ画面など視覚に極端に偏った現代の生活にあって、茶室という異空間、そして茶の湯という総合芸術は、ひとが本来備えている五感、あるいは六感までもを研ぎ澄ませてくれます。茶を点て、服し、芸術に触れ、人と交わる茶の湯体験は、どんな時代にあっても私たちに感動と生きるエネルギーを与えてくれるのです。


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昨年は、南アジアの小国・スリランカにて多くの方と茶道を通して交流をし、日本文化への熱狂的なあこがれを感じ取ることができました。また、東京お台場の国立科学未来館にて主催されました世界科学館サミットでは、世界の頭脳である50カ国の科学者たちに、畳の上で茶の湯体験をご提供させて頂きました。科学と文化が互いに手を携える未来について語り合うことは、とてもワクワクすることでした。これらの経験を通して、私は、ジャポニズムへの世界的な関心の高さを、また、国内外問わずこのような感動体験が求められていることを強く感じました。今年も引き続き微力ながら、そのような機会をお届けすべく邁進いたします。

今年は二月の京都、十月のフランス・パリでの茶会に加え、『英語DE茶の湯』なごみ誌連載2016)の書籍化も予定しております。海外からのお客さまをお茶席でもてなす際に便利な、茶道英会話の実用書になります。実践の場面で少しでもお役に立てるような、茶の湯の楽しさと魅力の伝わる一冊にしたいと考えています。

また、ライフワークである国際親善の活動としましては、昨年に引き続き、オーストリア・ウィーン北部のロースドルフ城伊万里焼コレクション調査を、各方面のご協力を得て進めて参ります。中世から近代にかけて日本で製作された美しい陶磁器が、ヨーロッパの王侯貴族を魅了し、また、戦争という歴史の数奇な運命にのまれながらも、今日まで大切に継承された奇跡は、是非とも多くの日本の方々にお伝えしたいと考えています。




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茶の湯のもてなしを通して体感する悠久の時の流れと、過去から未来に向けて貫かれる普遍の価値との出会い。かつてのシルクロード、今のグローバルな世界で、文化を超えてそれらを共感する感動の場の創造。これらが私の目指す茶の湯です。そして、それをかみ砕くことで、何気ない日常のなかでも肩肘はらずに楽しむ、自分のための大切な一服ともなると考えております。

今年も一期一会に相応しい瞬間を、皆さまとご一緒できれば幸いです。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

平成30年元旦


保科宗眞



# by hoshinamachiko | 2018-01-01 09:00 | 茶の湯つれづれ

世界科学館サミット2017

東京・お台場の国立日本科学未来館主催「世界科学館サミット2017」にて、世界50カ国から来日されたサミット参加者対象に、英語による茶道体験プレゼンテーションを主催させて頂きました。


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宇宙飛行士の毛利衛館長をはじめ、科学者、各国の大使館、教育関係者など、世界50ヵ国から800名以上が参加し、地球環境など様々な議題が協議されたサミット。
三日間の会期を通して、大勢のご参加者に、日本の四季と繊細な感性が育んだ伝統文化をご紹介できましたことは、とても光栄なことでした。



体験をされたお客様の中には、「これこそ本物のマインドフルネス!」と、感動のあまり涙されるお客様もいらっしゃいました。



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四季の羊羹 秋
京の山
sponsored by 虎屋



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科学と文化が両輪となって未来を切り拓くことは、サミットのテーマの一つとして取り上げられたそうです。

文化が、進化し続けるテクノロジーの未来にあっても、心を潤すオアシスであり続けられるようにと願うとともに、今後も微力ながら、茶道を通した意義ある活動に責任をもって尽力したいと思います。

ご関係者の皆様、ご来場くださいました皆様には、心より感謝申し上げます。


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尚、このような国際的な機会に、私が英語の茶道プレゼンテーションにてお話する内容は、これまで半生学んできた茶の道を、英語で発信するために惜しみなくご指導下さる恩師、国際茶道文化協会理事、茶道裏千家名誉師範森宗明先生のお陰様です。この場を借りて、森先生に厚く御礼を申し上げます。



# by hoshinamachiko | 2017-11-27 14:21 | Events イベント

TOKYO YOGA記事掲載

英字ウェブマガジンTOKYO YOGAに、

私の茶道の活動の中でも人気の高いヨガと茶の湯の会

インタビュー記事を掲載して頂いています。



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どうしてヨガと茶の湯がコラボレートするの?何を目的としているの?などの質問に対して、ヨガと茶道それぞれの視点からお答えしています。




清め、マインドフルネス、メディテーションという共通のキーワードや、茶室という空間の性質、深い呼吸と五感を通して心とカラダを繋ぐプロセスなど、知れば知るほどヨガと茶の湯には共通の要素を見つけることができます。


そして、そこには現代社会を健やかに生きるヒントがたくさん詰まっているのです。





記事は少し長めの英文になりますが、ぜひご高覧下さい。



Here is our interview on the TOKYO YOGA web magazine. We discussed how we ended up to combine the two cultures, yoga and Japanese tea ceremony, and what is the aim of the experiences that the participants can gain. We hope the article gives you some good hints to live a healthy and balanced everyday life.


https://tokyoyoga.com/machiko-hoshina-noriko-kirishima-interview-japanese-tea-ceremony-chanoyu-indian-hatha-yoga-charen-398764272d19



# by hoshinamachiko | 2017-10-14 10:40 | 出版物
茶の湯でアートするプロジェクト、パリ、ミラノ、オクスフォードを巡回中の『ARETHE(アレテー)2017』公式ブックレットに、茶会の道具組みの面白さについて英文寄稿をさせて頂いています。


アレテーは、伝統ある日本の茶の湯文化を現代に生きるアートとして捉え、世界に発信するフェスティバル。現代アート(Are)と茶の湯(The)の融合を、ヨーロッパにて発信する体験型のイベントです。
(会期は2017年9月11日〜11月11日まで。Paris・Mizenギャラリー主催)



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日本文化への関心が高まるヨーロッパですが、多くの方にとって、茶の湯はまだ未知の世界。アレテー主催のMIZENギャラリーさんは、「作品の魅力は展示だけでは伝わらない。「道具」として「体験」する機会が必要」と考え、昨年よりEUを巡回するARETHE(アレテー)フェスティバルをスタートしました。



茶道具の大きな魅力は、お点前というプレゼンテーションによって、五感を通した体験という新たな命が吹き込まれるところにあります。ただ視覚的に鑑賞するだけではなく、人が集う茶室という場で、もてなしの道具として使われることで、日本で育まれた感性を凝縮して体験することができます。そして、そこで得た感動はいつまでも心に温かな余韻を残してくれるところに、文化を超えた普遍性があると私は感じています。


茶の湯という、日本古来の文化とアート鑑賞法を紹介する活動は、パリ市およびユネスコの賛同も得て、現地での大きなうねりとなりつつあります。
今回より開催地をEUの他の地域にも広げ、イタリア・ミラノ、イギリス・オクスフォードでも巡回イベントを行っています。


私も、このような機会はとても意義のあることだと思い、微力ながら日本から応援のメッセージをお届けさせて頂きました。




ARETHE2017の詳細につきましては、こちらまでお問合せ下さい。
Parisから始まる新しい茶の湯を体験。お近くの方は是非遊びにいらしてみて下さい。




# by hoshinamachiko | 2017-09-27 08:24 | Events イベント
陶片コレクションとの出逢い

粉々に砕かれた伊万里焼の陶片たち。このショッキングな写真は、ハプスブルク家の血族、ウィーン北部ロースドルフ城主である旧伯爵家に伝わる古陶磁コレクションの一部です。お城は第二次大戦時の侵攻により大きなダメージを受け、日本から輸出された古伊万里焼をはじめとする陶磁器コレクションはこのような無残な姿となってしまいました。

陶片は歴代の城主のご意向で今でも大切にされ、お城の美術館にて戦争遺産として一般公開されています。歴史の証人、平和のメッセンジャーとして強烈な存在感のあるコレクションですが、今のところ日本人も含め、その存在はほとんど知られていません。




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この夏、私は、数奇な運命を辿ったこれらの古陶磁コレクションを訪ねにオーストリアへ旅立ちました。




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私とこの古陶磁コレクションとのそもそものご縁は、2015年秋、在京オーストリア大使公邸にて当時の駐日大使のお姉様にあたる城主ピアッティご夫妻をウィーンからお迎えし、還暦の茶会をさせて頂いたことに遡ります。




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初来日のピアッティご夫妻
前オーストリア大使ご夫妻と
公邸のお庭で野点
この時初めてコレクションについてお話をうかがいました






陶片コレクションの物語


東京のオーストリア大使公邸にて私が亭主をさせていただいたお茶会の席にて、ピアッティ氏はこんなことをお話し下さいました。



ピアッティ家は、熱狂的な磁器蒐集で有名なドレスデンのアウグスト強王の臣下にゆかりのある貴族の家系で、


近代以降はウィーン北部の古城に移り住み、そこに日本の古伊万里をはじめ、東洋や西洋の貴重な陶磁器を蒐集し、城内を美しく飾る調度品として大切にしてきたこと、


それらが第二次大戦時の旧ソビエト軍による城の接収の折に破壊の限りを尽くされ、大きなダメージを受けてしまったこと、


壊されてもなお、今日まで大切に守り伝えてきたこと、


戦争遺産として城の美術館にて展示されているが、訪れる人は少なく、学術的な裏付けもないまま今日に至っていること。。。




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城主夫人と美しい古城の間にて




後日写真も送って頂き、その無残な姿に私は言葉にならない哀しみを覚えました。同時に、長く大切に保管されてこられた先代や当代のご城主に敬意を表し、日本人である私に何かできることがあるのではないかという強い衝動に駆られたのです。




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壊された陶片の筋状の展示が
美と破壊、戦争と平和のメッセージを放つ






ロースドルフ城を訪ねて

古城はウィーンの北60キロに位置し、車で一時間程度で到着しました。
道すがら目に飛び込む田園風景は本当に美しくのどかで、とても楽しいドライブでした。



城主のピアッティ様は、ハプスブルク家に血縁を持つ中世以来の領主です。現在はその広大な敷地でオーガニックBIO栽培の農作物を生産され、お城とそこに伝わる宝物の数々を大切に管理されていらっしゃいます。




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古くは11世紀に建造の古城

最近の大改修は1800年代




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エメラルドブルーを基調とした美しい寝室



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広間の眼下には広大なお庭 その先には穏やかな田園風景






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お城の中の教会は今も地域の中心的存在



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泊まらせて頂いたお部屋
天井が高くピアノの音色が響きます



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中庭の噴水は なんとプールに!



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伯爵はオーストリアのオーガニック農園の先駆者

一面のフェンネル畑!いい香り!




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たわわに実ったオーガニックの洋梨



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隣りのビレッジはBIOワインが有名
三角屋根のワインセラーは千年の歴史







陶片の間



今でこそ、のどかな田園風景ですが、中欧一帯は度重なる侵略の歴史でもありました。

そして、ヨーロッパの王侯貴族にとても人気のあった伊万里焼のコレクションでしたが、ロースドルフ城では第二次大戦末期に旧ソビエト軍の侵攻にあい、壊滅的に破壊されるという悲劇に見舞われました。




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戦後70年以上にわたり、その無残な姿にも関わらず、

城主一家はそれらを戦争遺産として大切に継承し、美術館として一般にも公開しています(夏季限定。要予約)

それらは床にストライプ状のユニークなインスタレーションで展示されています。






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展示室の壁はあえて侵攻の傷跡を残す
壁にはロシア語の看板



戦争と平和、美の創造と破壊。
すべてを超越し融和へ向かう決意。
ウィーン北部の要塞を兼ねる小さな古城にて、数奇な運命を辿った日本の磁器たちは、私を惹きつけて止みません。



このままにしておいていいのかしら...。

静かな古城の人知れぬ展示には、私を突き動かす強い何かを感じずにはいられませんでした。




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お礼の茶会


滞在の御礼にいっぷく点てさせて頂きました。



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今回の旅に同行してくれたのは、学生時代からの旧友で書家の皆川彩雨さん。
ベルリン芸術大学で教鞭をとる彼女が、古城でのお茶会のために和敬清寂を認めてくれました。


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古伊万里再生プロジェクトの設立


陶片の存在を知って以来、遠くヨーロッパの王侯貴族に愛された日本のやきもののロマンと、戦争のもたらす悲惨さを、平和な日本に暮らす、戦争を知らない私のような世代と共有したいと強く思うようになりました。

そして、可能な限りアクションを取り、自分に何かできることはないかと模索し続けました。



これまで日本文化とはさほど馴染みのなかった城主夫妻には、やきものの完璧な姿をよしとする西洋文化に対して、日本には「わび(=不完全の美)」という感性があることをお伝えしました。



破片のように壊れてしまったものに対して慈しみと物語を紡ぐ感性であり、また、継ぐことは新たな感動を生む。多くの方の共感を得る可能性が高いこともお伝えし、ご賛同を頂くことができ、両国にて展覧会を目指すプロジェクトを発足させました。




そして、大変嬉しいことに、私と同じ熱量で感じ入って下さる専門家の方々と繋がり、2018年春には日本から初めての学術的な調査のため研究者チームの派遣が決まり、東京での展覧会も決定いたしました。


詳しくは、日墺共同の古伊万里再生プロジェクト公式ホームページをぜひご覧下さい。



世界は再び混沌としてきました。

歴史が語る戦争の悲惨さを、陶片の間にて示し続けてきた城主夫妻の素晴らしい感性と先見の明に敬意と感謝すると共に、

このプロジェクトを通して、文化・芸術の素晴らしいさ、過去の歴史と平和について、戦争を知らない若い世代とともに国境を超えて考えるきっかけにしたいと考えています。


ご支援のほど何卒よろしくお願い致します。



お問合せ、詳細はこちらまで!

日本オーストリア友好150周年記念事業

古伊万里再生プロジェクト



公式ホームページ



公式ふ



公式ツイッター






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ロースドルフ城のHPはこちら



The antique Imari collection from the medieval, treasured at the Loosdorf Castle, Austria. What makes it remarkable is the immense amount of shards. The beautiful antique porcelains were badly destroyed during the WW2 when the Russians invaded the castle. The broken porcelain collection is a message of peace. We are the international volunteer project team sharing the story of Loosdorf’s broken porcelains world-wide by academic researches, cultural events and exhibitions at Tokyo (Oct. 2020 to Jan 2021 at the Okura Museum) .

http://www.roip.jp



# by hoshinamachiko | 2017-08-13 15:45 | 茶の湯つれづれ

抹茶のロマネ・コンティ

抹茶は、最高級の緑茶の粉末ですが、

茶葉が畑でどのように育てられ
どんな知恵と工夫があり
同じ緑茶でも、煎茶や玉露とどこが違うのか。
茶道を嗜む人でも
実際に碾茶(てんちゃ。抹茶のための茶葉)の畑を訪ねたり、手摘みを体験することは
残念ながらほとんどないのが実状です。


かく言う私もその一人でして
抹茶の生産者さんとの接点は持てないものかと
素朴な疑問を抱きつつ
なかなか機会に恵まれずにおりました。


海外の方に、
英語で日本の茶道をお伝えする活動をしておりますと、
世界中でその人気を高めているmatchaについて
必然的に、製法やこうのうを質問されることが度々あります。
そんな時は、本などから得た知識をお伝えするに留まり、
実感がこもらず、正直なところ、もどかしさを感じておりました。



そして!
ついに!!
抹茶の生産者さんを訪ねる機会に恵まれたのです✨✨

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行き先は、京都茶舗『孫右エ門』さん。

昨秋、東京・青山DORMEUILサロンでの茶会

今年二月の大徳寺瑞峯院様での濃茶席など、

本物志向の方々、若い世代に向けた、

茶の湯のご提案をコラボするなど、

志同じくさせて頂き、大変お世話になっております。


「今年のお抹茶の出来栄えを、ぜひ見に来てください!」


と、嬉しいお声をかけて頂き、

思い切って新幹線に飛び乗り、京都へ。

宇治茶の畑を訪ねに行って参りました。




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江戸時代より続く茶園のオーナー太田さんご夫妻
とっても仲良しで素敵なカップルです✨






◯覆いをかけた茶畑

抹茶は、緑茶の茶葉を石臼で挽いたもの…とだけでは表しきれないほど
手塩にかけられた工程で成育されます。

抹茶にするために育てられる茶葉は、
碾茶(てん茶)と呼ばれ、
春に覆いをかけて
日光を極端に遮ることで
新芽は柔らかくなり、味と香りが凝縮した
最高級の茶葉となります。

ペットボトル詰めの緑茶をはじめ、
ちゃばの多くは年に二度、三度と収穫されるところ、
てん茶は、茶の木の樹齢と品質を守るため
その収穫を年に一度だけに留められています。
ここで、まず、抹茶の希少さが理解できます。



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江戸時代より代々続く京都の茶舗「孫右エ門」さん。
昔ながらの製法にこだわる抹茶を生産しておられます。



覆いをかけることで、
根で生成されたうま味成分のテアニンが、
そのまま葉のすみずみまで行き届きます。


日光をさんさんと浴びせる煎茶の場合、
テアニンは渋み成分のカテキンに化学変化をしますので、
この点で、お味に大きな違いが生まれます。


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日光を遮断された碾茶は生育もゆっくり。
そのため生産量が非常に限られるので
ここでもまた、抹茶は希少な食品と言えます。
茶葉は、まるで赤ちゃんの肌のように柔らかくてツヤツヤ✨


同じく茶葉に覆いをかける玉露も
覆う期間が短く、また、手もみの工程の有無といった
生産工程に、碾茶との違いがあります。


ただし「緑茶」というくくりでは、
煎茶も抹茶のための碾茶も同じ品種の木であり、
もっと言えば、紅茶やウーロン茶とも同種です。
紅茶は発酵茶、ウーロン茶は半発酵茶ですが、
緑茶は発酵をさせないように、収穫後ただちに茶葉を蒸すところに違いがあります。





茶の木は樹齢数十年、
なかには数百年というものもあるそうで、
お茶農家さんでは古くから

「植えた当初50年は煎茶で、
次の50年で碾茶(抹茶にする)で採りなさい」

と言われているそうです。
抹茶に使う茶葉は樹齢の高い木が適するということですね。
益々ありがたみが増してきます。


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覆いの下はひんやり涼しくて、マイナスイオンたっぷり。
高濃度酸素と葉緑素のヒーリング効果で心身が癒されます✨




お茶の木に覆いをかけて
茶葉にうま味成分を残すという工程は、
400年前には実用されていたそうです、
より美味しく、より色鮮やかな抹茶を求めた
こだわりの強い当時の茶人たちと、
彼らの高い注文に応える形で
生産者が試行錯誤した様子が蘇ります。



こちらの農園では、
今では珍しくなってしまった昔ながらの手摘みで、
一枚ずつ、丁寧に茶葉を収穫します。
効率化と人手不足で機械化が進んでいるそうですが、
やはり一枚ずつ手積みする方が、茶葉が傷つかず、味も損なわれないそうです。

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ベテランの手仕事!

瞬時に新芽を見分けてテキパキ手早い!!

お茶の葉にはアクがなく、天然の油分で摘む手もしっとり潤います






◯茶葉の加工


収穫された茶の葉(てん茶)は、
その日のうちに蒸しと乾燥の工程を経て
水分を5%にまでカットさせた
パリパリ状態の(あら茶)にします。
煎茶や玉露のような手もみ乾燥はしません。


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工場内は蒸らしと乾燥の工程で室温が50度にも上がります。
お茶の香りが充満していて幸せ♪




出来上がったパリパリ状態の茶葉は
驚いたことに、このままでも美味しくいただけちゃう!
旨みたっぷり!!
かつお節みたい!!


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このパリパリ状の茶葉(あら碾)に、
お茶選りという、更に気の遠くなるような作業が施されます。
軸や茎を選り分けて、
実際に抹茶として頂く葉の中心部のみにします。


茶葉は湿気を嫌うため、
部屋は除湿機がフル稼働。
お子さんが幼稚園や学校にいる間の時間で
主婦の皆さんが作業をなさっていらっしゃいました。

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こうして仕立てられた茶葉は、
夏の間、じっくりと寝かせて熟成させます。
茶道では11月に入ると、茶壺の封を切り、石臼で挽き、
その年の新しい抹茶として頂く儀式をいたします。
これが、茶人のお正月と言われる「口切りの茶事(ちゃじ)」です。


抹茶は、茶道において、
自然の恵みと関わる方々への感謝のシンボルなのです。



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◯農園さんならではのご馳走



今回の訪問では、
農家さんだからこそ味わえる
ご馳走もいただきました。



収穫直後の茶葉を蒸らして乾燥させた(あらテン)。
このままパリパリと頂いちゃいます。
うま味たっぷりで後引きの美味しさ✨


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旨みたっぷり!お酒のあてにもオススメ。





てん茶をそのまま煎じると、まるでお出汁のようなうま味!
ご飯にかけて…これぞ本物のお茶漬け。
ほかには何もいりません!

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本当に美味しいお抹茶は、石臼で一時間じっくり挽いて、たった20g...。
気が遠くなる作業ですが、急いで挽くと苦い抹茶になってしまいます。

余談ですが、売れない芸者さんのことを
裏で抹茶を挽く時間があることから
昔は「お茶ひき」さん、なんて呼んだりしたそうですね😆

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◯将軍献上品クオリティ


このようにして大切に大切に育てる秘伝の抹茶は、ほんず製法といい、
金粉1グラムと抹茶1グラムが同じ価値で取引される程、高価なものでした。

「金粉=抹茶」

えっ?とお思いになるかもしれませんが、
将軍に献上されたほんず抹茶は、
それ程の高い価値あるものでした。



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蛍光黄緑色こそ、ほんず抹茶の証


そして…
そのお味を現代にも受け継ぐ茶園さんが
あるのですから感激なのです。
全国でも数件のみにまで減少したそうですが、
利休の時代からの、本物の抹茶のお味を再現するため
製法を伝承し、日々がんばっておられます。



私が初めて孫右エ門さんのほんず抹茶を頂いた時、
「これが江戸時代のお味…‼︎」と大変に感動しました。
最近では、市販の抹茶は全般的に甘みを好む傾向にありますが、
まったりとしたうま味、喉越し、鼻に抜ける芳醇な香りは
これまでに体験したことのない素晴らしいお味です。



なによりも、
味覚でタイムスリップできる訳ですから、
いまでも鮮明に思い出せるほどのインパクトでした。
将軍献上品と同じ製法で、当時のクオリティを再現。
現代にあって、このお味を体感できるって、
本当にありがたいことです。






◯『本物』ってなんだろう


時代を超越する五感体験こそ『本物』であり、
茶道の醍醐味だと私は考えます。
その体験が心を潤し、人を幸せにする。
時を経ても、鮮明に思い出せる一期一会。
人を感動させるものが、本物だと思います。




お茶会で、目の前にする古いお道具と昔ながらのお点前で
いっぷくの献上品のお抹茶を頂いたなら...。

人、自然、宇宙、すべてとの繋がり、
「いま」「ここ」に至っていることへの感謝、
言葉や国境を越える普遍的な価値を味わって頂けるでしょう。

二月の大徳寺でのお茶会をご体験された方々が
今でも思い出しては感動新たになさるのも、
『本物』を五感で体験されたからに他なりません。



本物は裏切らない。



どこかで聞いたことのあるフレーズですが、
正にその通りだと思うのです。


五感体験を、今どきの用語で表現すると
「マインドフルネス」になります。
私は、最高にクオリティの高いマインドフルネスを
茶道を通して味わって頂きたいと考えています。


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大徳寺瑞峯院にて茶会
濃茶をほんず抹茶で練りました。






◯茶道と抹茶のこれから


抹茶はお点前にはなくてはならないもの。

茶室にあって、お客様とのコミュニケーションを円滑にする要であり、

茶碗の中のお茶には、自然の恵みと生産に関わる方々の思いが詰まっています。




茶会の中心にある『お茶』。




茶道が伝統文化として継承され続ける中で、
抹茶そのものについても
もっと光を当てていくことで、
更にその魅力が広がるのではないかと思います。


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◯残したい本物の「抹茶」




本物は美味しい。

本物はカラダに優しい。



抹茶は、茶葉そのものを摂取する食品です。
抗がん作用、抗酸化作用、血圧コントロール、美容や免疫力アップなど
様々な効能がある栄養価に富んだスーパーフード。
カフェインが穏やかに作用するため
リラックス効果や仕事の能率もあげてくれるでしょう。


お点前にこだわらず、
日頃から茶筅を振って抹茶をいただく習慣が
もっと広がればいいのにな、と思っています。
もちろん、お茶碗を手にする時間は、ひとときのマインドフルネスを意識して。
自然の恵み、関わる方々すべてへの感謝の気持ちと共に味わいます。






また、今回の茶園訪問で、とても印象的だったのは、
地域の皆さんが総出で、作業をされている様子です。
覆いの下のあちらこちらから
楽しそうなお喋りや笑い声が聞こえてきました。

年に一度の収穫期。
数百年間、変わらない初夏の風物詩なのでしょう。
残したい原風景だと思いました。

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お茶摘みを楽しみにされている地域の皆さん
楽しそうなお喋りと笑い声が絶えません。



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この道ひとすじ
太田さんのお母さまと。



茶畑でも機械化と効率化が進み、
いつか手積みがなくなってしまうのでは...と、
オーナーの太田さんは危機感を抱いておられました。
手積みは、やっぱりお味が違う。
残念ながら、このような伝統的な製法を守っている生産者さんは
全国でも(世界中で)ごくわずかだそうです。






◯抹茶のロマネ・コンティ『しろたえ』


品質と樹齢を守るため、収穫を年に一度にとどめ、

地域の方々も総出で一枚ずつ手摘みにこだわる。

熟練の生産工程、その成果物としての最高品質。

妥協せず、究極までこだわった抹茶は、

まさに【抹茶のロマネ・コンティ】と言えましょう。




同行した私の母は、太田さんのお話を聞きながら、

ありがたい、ありがたいと

何度となく涙ぐんでいました。

本物は、人を感動させるのです。



手塩にかけて育てられた茶葉は、

自然の恵みと、関わる方々の情熱と愛情の賜物だということが

私もよくよく分かりました。

本物とは何か。その答えを見せて頂いたように思います。



この度、京都茶舗孫右エ門製ほんず抹茶のお茶銘を

当家の家紋にゆかりある『白栲(しろたえ)』と命名させて頂きました。



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ほんず抹茶『しろたえ』が

これからの時代、本物にこだわる人たちによってますます注目され、

愛飲されるように、私も微力ながら応援し続けたいと思います。




また来年の収穫が楽しみでなりません。

太田さん、茶園の皆様、ありがとうございました!!




# by hoshinamachiko | 2017-06-06 13:31 | 茶の湯つれづれ

なごみ六月号

駐日ヨルダン大使ご夫妻にご協力頂きました特集記事
ただ今発売中の
なごみ六月号(淡交社)に掲載されています。
日ごろより親交のある大使夫人とは、
昨年9月号の本誌巻頭の撮影協力をし、
この度は、こちらの特集をコーディネートさせて頂きました。

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副題に【日本文化とヨルダン文化の共通性に惹かれて】とありますように、
大使夫人のシーファさんは、茶の湯を、
シルクロードが繋ぐアラブ文化という独自の切り口で捉え、
それらを両文化の友情の架け橋として紹介していらっしゃいます。

古帛紗や仕覆のお裂地、お軸の表装にみるダマスク模様。
イスラムのお祈りと、茶道の鏡柄杓や正座の姿勢の類似。
お茶のお稽古で得られる平穏で心休まる時間が
日に5回のイスラムのお祈りとも共通するなど、
知日家であり茶人でもある彼女だからこその視点は、
多くの示唆に富んでいます。


記事を通して、茶の湯の国際性、
そしてイスラム文化に親近感を
少しでも見出して頂けますなら幸いです。
ぜひご高覧くださいませ。



因みに…

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掲載のアンケート『わたしがお茶を始めた理由』の冒頭の小学生は、私の娘です。
私の思いが、娘にもそれなりに伝わっていることが嬉しいです。(^o^)


それからV6の長野くん!
お茶をされるんですね。
男性にも再び茶道が広まることを期待しています。







# by hoshinamachiko | 2017-05-23 18:12 | 出版物