茶の湯文化のバイリンガルナビゲーター 保科眞智子の活動ブログ Blog of a Japanese Urasenke tea master, Machiko Soshin Hoshina, based in Tokyo, Japan.

by MACHIKO SOSHIN HOSHINA
新型コロナ休校のお子さまへ
【えいごDE茶の湯】
〜オンライン授業のお知らせ〜

新型コロナ休校要請を受け、アルバエデュのおうち学校が開講しています。この国難に少しでもお役に立てるならと思い、私も『つたえよう!えいごDE茶の湯』オンラインおうち学校に参画させて頂くことにしました。


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Zoomを使用した双方向オンライン授業になります。対象は主に幼稚園年長さんから低学年くらいを想定していますが、もちろん大人の方も大歓迎です。

スイス人の高校留学生を交えて英会話レッスンをします。テーマはもちろん!日本文化〜茶の湯〜です。


お申込み方法などはリンクをご参照ください。ご参加お待ちしています🍵😊✨

# by hoshinamachiko | 2020-03-09 10:48 | Events イベント

新年のご挨拶

年始にあたり新春の寿ぎお慶び申し上げます。皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り致します。

ねずみ年年女、十二支はじめの年ですが、今年も変わらず引き続き、茶の湯のあるくらしの豊かさを、国内そして海外にてお伝えして参ります。



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松楽作 五輪子年楽茶碗


2020 年は、私のホームシティ東京にてオリンピック・パラリンピックが開催されます。多くの外国人が訪れるこの機会に、日本のおもてなし、茶の湯と日本の心に出逢うお手伝いができればと考えています。


また、これまでお茶にご縁のなかった方々に、茶の湯を教養として、マナーとして、また、コミュニケーションスキル、デジタル・デトックス、マインドフルネスなど、本物だからこそお伝えできる多彩な切り口で、楽しく、分かりやすく、工夫をしながらお伝えして参ります。




ロースドルフ城古伊万里再生プロジェクト
5年前、駐日オーストリア大使公邸で催させて頂きました小さな茶会のご縁から、国際的な活動へと広がっております「オーストリア・ロースドルフ城 古伊万里再生プロジェクト」。私の想いに共感して下さる方々の惜しみないご協力により、第一線でご活躍中の日本の研究者による現地調査および修復を経て、いよいよ今秋、東京・大倉集古館にて特別展の開催となります。陶片たちのロマンと悲劇、数奇な物語を多くの方にお伝えし、世界の歴史に刻まれた日本文化の存在感をおつたえできる機会を、今からとても楽しみにしています。


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海外にて記念茶会
展覧会に合わせて、10月にはオーストリア・ロースドルフ城にて記念茶会をさせて頂きます。プロジェクトの始まりとなったのも茶会でした。

また、ご縁を頂き、五輪イヤーにちなみ、初めてイギリスでも茶の湯プレゼンテーションをさせて頂く予定です。


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対談集の刊行
秋には私の2冊目となる本の出版を予定しています。茶の湯の魅力を切り口に、日本文化の達人、人生の大先輩である著名な方々との対談をまとめたものになります。(塗師の中村宗哲さん、MOA美術館長の熊倉功夫さん、禅僧の藤田一照さん他)。どうぞお楽しみに!




日本文化・茶の湯に思うこと
私たちの国には、残すべき価値あるもの、伝えなくては勿体ない、美しいものが沢山あります。和食、きもの、やきもの、漆器、お香、書、いけばな、建築、そして、おもてなしに代表される和の心。それら全てが茶室の中に凝縮しています。

いま、日本文化の魅力に世界の人々が気づき、敬意を払い、もっともっと知りたいと思っています。

歴史の深さ、類い稀な感性、匠の技に出会う。そしてその先に気づく、自然への畏敬、祈り、そして共生。

日本文化が人々を魅了するのは、その根底に、世界が直面している諸問題、特に内なる心の在りようについて、未来へのインスピレーションがあるからだと思います。




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名誉師範追贈 今日庵にて


昨年11月には、千玄室大宗匠の直々の思し召しにて、お家元より亡き曽祖母・保科武子(香淳皇后女官長)への名誉師範追贈がございました。お茶を、日本文化を、そして和の心を、代々が大切に伝えてきた歴史を肌で感じる、たいへん貴重な機会でした。


子年は十二支のはじめ。
干支がぐるりと無事に、平和に巡るようにお祈りしています。そして、

「伝えるべきことがある」

という信念に従って、この一年も誠実に歩んでまいります。本年もどうぞ宜しくお願い致します。


令和二年一月





# by hoshinamachiko | 2020-01-01 10:00 | 茶の湯つれづれ

金継ぎアート

KINTSUGIが熱い!そう感じることが最近、特にヨーロッパ方面で多いんです。彼らは日本の金継ぎを「サスティナブルでエシカル。その感性はヒーリングでありポジティブ」と捉え、びっくりするような進化形のアートが生まれています。



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もともと金継ぎは、割れてしまった陶磁器を再び用いるための修復技法で、接合部分に金を施すことで新たな美しさが加わり、鑑賞する人の感性に働きかける芸術的手法でもあります。

日本文化史研究で著名な熊倉功夫先生にお聞きしたところ、「膠で継ぐ技法は、縄文遺跡の土器にも確認されている」とのこと。縄文人が身の回りで簡単に手に入る素材を接着剤として用い、土器を大切に使っていたことに驚きます。同時に、日本にはモノを大切に使う、脈々と受け継がれる文化があることにも気づきます。

近世以降の茶の湯の発展とともに、陶片の接合部分に金を施す「金継ぎ」が全国的に広がります。破損した傷あとは新たなデザインとなり、お茶の世界ではそれを「景色」と呼び鑑賞します。天災、人災、理由はさまざまあれど、破れてしまった陶片を金で継ぐことでネガティブな感情は癒え、さらには、何気ない日常が美の境地にまで昇華される。このセンスは侘び茶の特徴で、金継ぎはその典型例。ストーリー性のあるモノに、先祖たちは心躍ったのでしょう。



さて、時代は2019年、東京。

私は都内在住のイタリア人アーティストMarcoさんと出会い、彼の作品を観てビックリ!この発展形はなんなんだろう!


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フリーマーケットで見つけた
古い襖の取ってをフレームに見立てて。
夜桜の写真を”金継ぎ”




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アンティークの丸いフレームは
命のサイクルを示す円相のイメージで




Marcoさんを私に紹介して下さったのは、同じく東京在住イタリア人のサラさん。都内で行われたイタリアの自動車メーカーFIATのイベントで、サラさんは彼の金継ぎアートに出会います。日本の伝統とイタリアのモダンアートの融合に心から感銘を受けたサラさんは、多くの人に知ってもらいたいと考え、イベントに同席されていた駐日イタリア大使夫人と共に、私にMarcoさんを紹介して下さいました。




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KINTSUGIアーティストマルコさんを囲んで
駐日イタリア大使夫人のマティルダさん(左)
マルコさん、サラさん、保科(右)




サラさんは日々の生活の中で日本文化との出会いを楽しんでおられ、ご自身の破れてしまったお皿を金継ぎしたご経験もあります。西洋では「破損=悪」と考え、壊れた陶磁器は廃棄するのが慣い。ところが日本で出会った金継ぎは「心にも環境にも優しい、サスティナブルなサイクル」と感激したそうです。

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都内在住のサラさんによる金継ぎ
プラチナのラインが見事な景色に


Marcoさんのアトリエは、麻布十番の古いアパートの一室で、和箪笥や衣紋掛けにIKEAの小物が絶妙にマッチしていました。彼らはそこを「ボヘミアン!」と呼ぶのだから、もう私の頭の中はフル回転!私のつまらない固定概念はガラガラと音を立てて崩れていきます。

ミラノ、上海で写真家として活躍の後、東京に移り住んだマルコさん。「僕は日本に恋をした。そして金継ぎという技法と出会い、これまでの写真家としての活動とミックスすることで、全く新たなアートになったんだ」「僕の金継ぎアートはセラピー。悲しい過去を輝く未来へ導いてくれる」。

ナイーブな過去を映し出した自らのポートレートを撮影、プリント、破った後に、”金継ぎ”することで、ネガティブな思い出や過去を、希望ある未来へとつなげる独創的なメッセージ。

また、東京で撮影された『ROUND SAKURA』は、桜の開花サイクルをひとの人生のめぐりと重ね、人生に起こりうる一連の出来事を内包しながら”金継ぎ”を施すことで表現。これらがMarcoさんのKINTSUGI アートの真骨頂です。




「金継ぎ」は日本に古来からある”ありふれた”技法と思っていた私にとって、マルコさんの作品の数々との出会いは衝撃でした。消化し言語化するのにしばらく時間を要したのは、おそらく私自身の感性が凝り固まってしまっていたから。もっと感受性を柔らかくしなくては。。



伝統は革新の連続。
日本の伝統文化が世界の各地にてどんな化学変化を起こすのか、日本人として興味は尽きません。その進化をしっかりと見届けることで、日本文化のもつパワーに気づかせてもらえるからです。

https://www.marcoferriart.com/home
https://youtu.be/Yz9ad-g

# by hoshinamachiko | 2019-12-14 10:11 | 茶の湯つれづれ
雑誌【STORY 10月号】
〜私たちのチャレンジSTORY〜に取り上げていただきました。題して「”子育て”というキャリアが女の人生を豊かにする」。


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いま思えばワンオペ育児、でもあの頃は主婦ならそれが当たり前だった世代。家事や育児を一手に引き受け、3人の子供たちのお受験、食事やお弁当作り、送り迎え、学業のフォローに課外活動のサポート…。無我夢中すぎてキャリアだなんて考えたこともなかったけれど、時代は大きく変わりましたね。女性が生きやすい時代です。そして、チャレンジは意外と身近なところから始まります。




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雑誌STORY 10月号 

私たちのチャレンジSTORY

「“子育て“というキャリアが女の人生を豊かにする」(p309)





育児がどんなに忙しくても、大好きなお茶のお稽古だけは手放したくなかった。帯を締めてお茶室に入った途端にスイッチが切り替わる。あの凛とした清々しい感覚が、ガサガサした心をまろやかに整えてくれました。慌ただしい日常生活に戻っても、茶室で得たエネルギーがどれほど力になったことでしょう。もちろん、家族の理解と協力も大きかったです。




まさかキャリアにつながるとは思ってもみなかった頃のこと、そんな記憶をたどりながらインタビューにお答えしました。雑誌STORY10月号は本日発売です。




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人生をしなやかに生き抜く同世代のストーリーにも勇気をもらいました。ぜひご高覧ください。

# by hoshinamachiko | 2019-09-01 09:14 | 出版物


平和な日本に生まれ育ち、それを当たり前に享受してきた私たちが次の世代になにを引き継ぐのか。毎年この時期になると思いを馳せずにはいられません。


70年代生まれ、戦争を知らない世代の私たちにとって、ウィーン近郊の古城で目の当たりにしたこの光景は、あまりにも衝撃的でした。


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ここに並んでいる陶片はすべて、第二次大戦末期に戦争により破壊されてしまったものです。その数およそ1万点以上。中には日本の重要文化財級の名品も含まれています。






城主との出逢いは都内で催した小さな茶会でした。戦国時代に心の安寧をめざし確立された茶の湯が、このようなご縁を結んでくれたのも不思議なことです。


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300年前に日本から西洋へ渡り、お城を美しく飾った古伊万里と呼ばれるこれらのやきものは、先の大戦後74年間、痛ましい姿のまま中欧辺境の小さな古城で城主一家により大切に保管されてきました。負の歴史をこのように扱うことは、とても勇気ある行動だったと思います。







ロースドルフ城の古伊万里陶片という戦争遺産に対して、やきものの故郷である日本から手を差し伸べられないかと考え、私は有志たちとプロジェクトを立ち上げました。www.roip.jp






私はふだん、茶の湯を英語で海外の方にお伝えする活動をしています。人間は自然の中で生かされ、洋の東西を問わず、生活の中に自然を美しく取り込み豊かに味うアートを創造してきました。それは茶の湯であり、西洋の絵画であり、やきものでもありました。器物は平和を愛する人たちにより蒐集され、人々の出逢いやつながりを穏やかに見守ってきました。




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しかし、それらは戦争で【憎しみ】の対象にもなったのです。ロースドルフ城を接収した旧ソビエト軍は、撤退時に地下の倉庫に隠されていた美しいやきものを、ピストルの的にして粉々に破壊しました。打ち砕かれた陶片はおよそ1万点以上にのぼります。





ヨーロッパの王侯貴族の邸宅を美しく飾った古伊万里のロマンと悲劇の物語。陶片の海は迫真に訴えるものがあります。戦争はいけない、二度としてはいけないと言葉で唱え、頭で理解するのとはまったく別次元の体験です。







古伊万里再生プロジェクトは、現在、駐日オーストリア大使館、在ウィーン日本大使館の後援を得て、現地にて学術調査を進めています。昨年来プロジェクトはメディアにも取り上げられ、少しずつ賛同下さる個人や団体も増えてきました。私自身は民間のボランティアなので、各方面からのご賛同は本当にとても嬉しくありがたいことです。






2020秋には、国内の多くの方にもご覧いただける機会として、東京・大倉集古館にてロースドルフ城のやきものコレクション展が企画されています。また、全国の複数会場にて巡回展も計画されています。日本を代表する研究者・専門家の方々が、高い志を持って取り組んで下さっていますので、是非ともご期待ください。






ロースドルフ城古伊万里再生プロジェクトでは、日本のやきものが世界に展開した歴史、西洋のデザインやアートにもたらしたジャポニスムというインパクトなど芸術的な側面に加え、世界を巻き込んだ戦争がもたらした哀しい出来事に光を当てることで、平和への願いをつなぐきっかけにしたいと希望しています。





陶片がつなぐ平和への願い。これからもチーム一丸となって意義ある活動を展開してまいりますので、ご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。www.roip.jp





令和元年 八月十五日 

終戦記念日によせて


古伊万里再生プロジェクト(ROIP)

代表 保科眞智子


# by hoshinamachiko | 2019-08-15 18:04 | 茶の湯つれづれ

英語で外国のお客様をもてなすために

〜OMOTENASHIのポイント教えます〜


10月19日(土)午前クラス10:30〜12:00/午後クラス13:00〜14:30

会費 5500円 

定員 各回12名

会場 淡交社茶室慶交庵


来たる2020に向けて、外国の方に英語でお茶を振る舞いたい方も多くいらっしゃることでしょう。特別講習会では、呈茶の現場を想定しながら、日本文化と茶の湯、茶会やお点前について、かんたんな単語や英会話を実践形式で学びます。拙著『英語DE茶の湯』におさめられなかったフレーズなどもご紹介予定です。人数の枠に限りがございますので、お早めにお申込み下さいませ。ふるってのご参加をお待ちしております😊


お問合せ/お申込み

淡交社 文化事業部(東京)tel 0353793227

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# by hoshinamachiko | 2019-07-27 21:06 | Events イベント
ウィーン近郊の古城ロースドルフ城にて、日本オーストリア友好150周年記念事業を進めています。今回の訪問では主に現地での活動の充実を目指しました。



プロジェクトをご紹介するにあたり、短いPVを作成しています。写真は城主夫人との対談中。壁のタペストリーは麻地に描かれた300年前の当時のまま。静かに歴史を語りかけてくるように感じます。

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陶片の間にて

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ウィーン近郊のロースドルフ城には、調度品として歴代城主が愛した陶磁器コレクションがあります。歴史的にもとても価値の高い品々ですが、第二次世界大戦末期、お城は旧ソビエト軍に接収され、それらは破壊の限りを尽くされてしまいました。戦後、城主のご意向で戦争遺産として城内にて一般公開されてきましたが(要予約)、その存在はこれまでほとんど知られていませんでした。
2015年、東京のオーストリア大使公邸にて催した茶会をきっかけに、私はこれらの陶片たちと出逢いました。「破壊」から「再生」へ。現在、日墺共同の国際的な平和プロジェクトとして進めています。(2020年10月よりホテルオークラ東京内の美術館・大倉集古館にて展覧会予定。詳しくはこちら





お城では城主様が丹精される見事なバラが満開でした!🌹✨

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愛犬ボードーは、私たちをいつもエスコートしてくれます。

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ウィーンでは、工芸の名門・国立ウィーン応用美術大学にて打合せ。学術研究の分野にて、日本とオーストリア両国の将来的な協力体制について話し合いました。コーディネイターとしても頑張っています💪✨


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なんと!
オーストリア国営放送ORFのインタビュー!
私たちの来訪を待ち構えていて下さったようで、いきなり本場でしたが(汗)英語でのインタビューは一発クリア!熱く語りましたよ〜


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日本での報道を受けて、現地での関心の高まりと手応えをしっかりと感じることができ、とても嬉しいです!



インタビュー中に見せて頂いたアウガルテンのリヒテンシュタイン家コレクション図録。眺めるだけでもため息…💗あまり知られていませんが、西洋磁器のルーツは、もとをたどれば日本の古伊万里に影響を受けたやきものなのです。

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プロジェクトメンバーとアウガルテン工房の見学もしました。お隣の敷地はウィーン少年合唱団の拠点で、歌声が漏れ聞こえる素晴らしい環境でした。

西洋磁器ではマイセンに次いで歴史の古い名門ブランド・アウガルテン。その前身であるハプスブルク家御用窯のウィーン磁器工房の貴重なアンティークは、ロースドルフ城の陶片群の中にも点在しています。


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先日訪ねた佐賀県有田市の窯業の現場を思い出し、歴史に裏打ちされた製造工程、海を越えた匠の技の素晴らしさに触れることができました。




ウィーンの中心、シュテファン大聖堂はハプスブルク王家の象徴。前後に駆け足で前を往復するばかりでごめんなさい。バロック様式の荘厳さに圧倒されます。

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滞在中は6月にして30度を超える暑さ!
なにかと理由をつけてはカフェタイムも楽しめました。🍰☕️✨
ここは1870年代創業の老舗カフェ・ツェントラル。

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ウィーンはカフェ天国✨
ティータイムでしたがウィンナーシュニッツェルをしっかり注文するの巻😆



展覧会の大成功と息の長い国際的なプロジェクトへの成熟を目指して、これからも真摯に取り組ませて頂きます。ご支援のほど何卒よろしくお願い致します!!




# by hoshinamachiko | 2019-05-25 17:27 | 茶の湯つれづれ

美しいキモノ 夏号

婦人画報の『美しいキモノ』夏号「きものMy Style」(p138-139)に掲載いただいています。
女優さんか職人さんがメインの着物専門誌に登場してよいものかと思いましたが、
同世代がお着物を愉しんでくれるきっかけになるなら!と協力させていただきました。


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ちょうどよいタイミングに錦鯉がみごとな水紋をつくってくれました!

右ページの単衣訪問着は家に伝わるアンティーク。
私が初めて海外にて茶の湯プレゼンテーションをしたスリランカ・コロンボにて着ました。

長襦袢や肌着も夏仕様に麻素材を身につけて三日間のお茶会をこなしましたが、
蒸し暑い南国の気候でも快適そのもの!
天然素材の威力!
この体験には本当に驚きました。

大ぶりの百合に青い蝶の大胆な友禅は、下前身ごろまでぐるりと一周贅沢に描かれています。
古いものなので大切に着ています。






こちらは、公私でお付き合い頂いている江戸小紋職人・四代目廣瀬雄一さん作の絽のお着物。

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鮫小紋に斜め竹の二重鮫技法、水色の裏しごき、
身ごろの模様があう絵羽仕立ての薄物は、まさに工芸品。

いつかは廣瀬さんの江戸小紋を。。。と夢えがいていましたが、この度出会ってしまいましたw

こちらも100年前の伊勢型紙で染めたものだそうですが、
まったく色褪せないどころか、とてもモダンです。


帯は、祖母が娘時代の1930年代にニューヨークを訪問した際に締めていたもの。
父親が外交官だったこともあり、建設中のロックフェラーセンターに登ったエピソードを懐かしく思い出します。



着物は国際親善の場で印象的に華やぎをもたらします。
来年には東京オリンピックもありますし、
訪日客を着物でお迎えできたらステキですね!
その際にはぜひ、その一枚にどんなストーリーが込められているかも説明して差し上げてください。
ただ美しいだけではない、伝統と技、文化そのものであることが感動となるからです。





ストーリーのあるクラシックなアイテムに、モダンを合わせるのが、
わたしの大好きなコーディネートです。
いずれ娘たちにも伝えていきたい、そんな着物をご紹介させていただきました。

『美しいキモノ』夏号は5月20日発売です。

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# by hoshinamachiko | 2019-05-20 06:00 | 出版物

鵬雲斎大宗匠

ご褒美のような日が来ました!🌸🌸🌸
茶道裏千家15代鵬雲斎大宗匠・千玄室様に、私の英語で茶の湯の活動を激励いただきました。


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ユネスコ親善大使でもあられる大宗匠は、茶道を通して平和の尊さを、国内外のさまざまな国際親善の場にて啓蒙し続けていらっしゃいます。御歳96才の大宗匠はバイタリティに溢れ、矍鑠とされ、この日頂戴したお言葉のひとつひとつが心に沁み入りました。


「茶碗を回していただく意味は、正面を遠慮する謙虚な気持ちの表現。人は前に出るからぶつかる。正面同士もぶつかる。自分を大切に一歩引くこと。そうやって人間関係は上手くいくのです。」


これは、この日大宗匠に教えていただき心に残ったお言葉です。


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安寧無事


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一期一会 一盌の茶味



茶の湯は言葉に頼らない究極のコミュニケーションです。五感の体験に国籍は問われません。お点前やしつらえの意味するところを英語で解説することで、どなたにも分かりやすく日本文化のこころと出逢っていただけます。



私の英語茶道のささやかな活動の源は、大宗匠が終戦以来、長年に渡り実践してこられた平和活動『一盌からピースフルネスを』への、心からの尊敬と賛同によるものです。


幼い頃から親しんできたお茶でしたが、子育てから少し手が離れた頃、改めて英語プレゼンという切り口で国際茶道文化協会の英語茶道教室に通い、一から学び直しました。


その後、森宗明先生のもと、明和会にて毎月英語プレゼンの御稽古をつけていただき今日に至ります。
その間に雑誌『なごみ』連載、そして初めての著書『英語DE茶の湯 こんなとき、どうする?!』(淡交社)を刊行する機会にも恵まれました。


まだまだ若輩ですので、精進をし、美しい日本文化のこころ、和敬清寂の世界を多くの方にお伝えできるように、少しでも世の中が平和になるように尽力していきたいです。

# by hoshinamachiko | 2019-04-10 18:06 | 茶の湯つれづれ

おもてなし雑感

懐石料理の原点は茶の湯にあると言われています。いっぷくの濃茶を飲み回し、主客が一体感を創り出す。この一期一会のハイライトシーンにむけてお腹を整えるのが懐石料理の由来で、懐に温めた石を入れ空腹をしのいだのがその語源です。シンプルな一汁三菜が、徐々に形を変え、贅を凝らしたもてなしの数々となりました。


ここは都内屈指の予約の取れない和食の名店。半年も前から予約を入れて下さった先輩にお連れ頂きました。入店時の心地よい緊張感、去り際の充足感と名残惜しさに、お茶事(ちゃじ。懐石、濃茶、薄茶のフルコースの茶の湯のおもてなし)に通じるものを感じました。ご一緒させて頂いた外国籍のご夫妻も大いに満足のご様子でした。





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さて、ここからは老婆心…。

一流をうたうならば、サービスを提供する方も少しだけで良いのでお茶のお稽古をしてほしい。日頃からきものを着ることも心掛けて欲しい。先人が辿り着いたもてなしの完成形=茶の湯。この世界にちょっぴり触れるだけでも、より質の高い和のホスピタリティに繋がっていくのでは?すばらしいお料理の数々だっただけに、サービスで画竜点睛を欠くのは勿体ないです。



お客さんも、食べログのランキングや点数に目をくらませず、時には辛口のコメントで主客互いに緊張感のある切磋琢磨を。これまたお茶に通じるという意味で、茶の湯は日本のおもてなしの原点であり究極だなぁ。とひとり納得してしまいました。




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# by hoshinamachiko | 2019-03-21 16:35 | 茶の湯つれづれ