『淡交4月号』寄稿
2021年 03月 27日
お茶会のご縁から始まりました、ロースドルフ城・古伊万里再生プロジェクトについて、茶道裏千家機関誌『淡交』4月号(P155〜P165)に寄稿させて頂きました。
専門家や有志の皆様と、5年間に渡り取り組んで参りました『古伊万里再生プロジェクト』について、全10ページの特別記事になります。
2015年秋、元麻布の駐日オーストリア大使館にて亭主を務めさせていただいたお茶会がきっかけとなり、
江戸初期にヨーロッパへ渡り、数奇な運命を辿った日本のやきものと出会いました。
第二次世界大戦にて壊滅的に破壊された姿のまま、今日まで城主一家によって大切に保管されていました。
この度、私が発起人となり、有志による『ロースドルフ城古伊万里再生プロジェクト』の取り組みの結果、
世界初の学術調査が行われ、その成果として展覧会が日本にて開催されています。
大倉集古館での4ヶ月にわたる特別展は、国内外のメディアにもご注目いただき、多くのご来場者をお迎えすることができました。
また、巡回展として下記の各美術館にて展覧会が予定されています。
愛知県陶磁美術館 「海を渡った古伊万里〜ウィーン、ロースドルフ城の悲劇〜」展 4/10(土)〜6/13(日)
山口県立萩美術館・浦上記念館 9/18(土)〜11/23(火・祝)
詳細は『淡交4月号」をぜひご高覧くださいませ。
by hoshinamachiko
| 2021-03-27 11:03
| 出版物